2010 July

Paris


 
 
7月に入るとサンジェルマンの人たちは次々と長いヴァカンスへ。いつものホームでなじみのギャルソンが居るのもあと少し。夏の間は常連客も居ないので「セゾニエ」と言って、替わりのギャルソンがサービスする事に。ヴァカンス前のこの時期のサンジェルマンは「いつ出発?どこへ?」と、いつになく賑やか。メニュウもポワローの白ワイン煮やポトフと、サンジェルマンの味を名残惜しむように定番をチョイス。

 

Paris


 
 
雑誌の撮影で夜のシャルル・ド・ゴール空港へ。ホテルの窓からはひっきりなしに飛び立つ飛行機で、なかなかスペクタクル。22時くらいまでは陽が暮れない7月のパリ。先にお食事にと行ったレストランも、エアーショウを見ながら頂く様で楽しい。写真では地味だけれど、素晴らしいホタテ貝のカルパッチョと冷えたシャブリで、ゴキゲンな撮影準備となる。

 

Paris

 
 
 
少し外食が続くと、オウチゴハンが恋しくなる私。ヴェトナム風蒸し春巻きに香草をたっぷり添えて。香草をサラダのようにたくさん頂けるのも、オウチゴハンならでは!

 

Paris

   
 
 
ヴァカンスももうスグそこ、友人ラッシュが続く。毎年この時期になると「ヴァカンス前には一度会いましょうね」とランチやディナーといわずお茶も含めて一日何人もの友人に会うことに。アートディレクターのB氏とはお話する事も多いし、やっぱりウチで?と、ちらし寿司を作る。フランス人は「SUSHI」はもはや日常的に食べているけれど「ちらし寿司」は知らない人が多くて、さらに「お酢」に弱い人が多いのでお酢を控えた寿司米、「炊きこみご飯とは違うのね」、と説明することになる・・・。

 

Tokyo

   
 
 
パリの仕事を終えてようやく帰国。我が家の近くのクダンの「海鮮問屋」のようなマーケットで、巨大なマグロを発見。オリーブオイルとたっぷりのパセリでソテーに。まるでステーキのような迫力のマグロ。ワインは白より赤のほうが合いそう!

 

Tokyo

 
 
 
東京に居るとお魚を頂くことが圧倒的に多いのは、凝ったお魚を扱うマーケットがご近所にあるおかげ。脂の乗った旬の味をあっさり昆布とお酢で〆た、〆鯖ならぬ「〆鯵」。トロトロの身がお酢でほどよく〆っていて、白ワインとの愛称もぴったり!ハスも日本ならでは食材。酢味噌をつけて頂く。素材をなるべく「素」のまま頂くのも「和」な感じ・・・。

 

Tokyo

 
 
 
 
友人のグラフィックデザイナーがロゴデザインなどを手がけた素敵なお店に誘って頂く。帰国早々大変な忙しさだったので、何だかご褒美のようで嬉しい。友人3人でお喋りしつつ、和食を頂く至福の時。京都の祇園祭にゆかりの食材などお話も楽しく、添えられた緑や器も美しく、やっぱり日本はいいなぁ・・・としみじみ思う。

 

Tokyo

 
 
恒例の主人のゼミの生徒さんたちのパーティー。30名近い若い方々の来訪で、お食事もキングサイズ!準備も学生さんたちがしてくださるので、私はホスト兼ゲスト。大きなテーブルでお喋りしながらタマネギやパセリを刻む、何だかヨーロッパで友人と過ごす休日のよう。ジェノベーゼソースのマカロニや、シーフードのリゾットもあっという間になくなる!

 

Tokyo

   
 
 
事務所の近くにあるお気に入りの焼き鳥やさん。OZUの映画に出てきそうなその佇まいに、フランス人の友人はいつも感激する。今晩は「土用の丑の日」の後とあって、うなぎの煮付けを出して頂く。冷えた甲州ワインをお供に。暑い日本の夏もなかなか楽しい・・・。

 

Tokyo

 
 
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元所員のM嬢が新婚のご主人様と岡山から、おともだちは名古屋から皆で我が家に集まる。広島出身のM嬢のお好み焼きは「事務所の定番」となっていて、主人も私も気分は完全にゲスト。もはや「美しい」と形容してしまうようなお好み焼き!また作りに来てね・・・。
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